天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-12-22から1日間の記事一覧

大根のうた

今日は冬至、よって大根にこだわってみる。 『古事記』や『日本書紀』の仁徳天皇の項に、女の白い腕をおほね(淤富泥あるいは於朋泥の表記)にたとえた天皇の次のような歌謡がある。嫉妬に狂った皇后を呼び戻そうとする歌である。 つぎねふ 山代女の 木鍬持…