天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-03-01から1日間の記事一覧

下句の収め方

万葉集や藤原定家、斉藤茂吉らの名歌を読んでいて気づくのは、短歌下句七七の成り立ちである。「3434」や「4343」などにきっちり収まっているのだ。このあたりの機微は、すでに茂吉自身が考察していたので、贅言は無用。便宜上、上句と下句に別けて…