天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-08-18から1日間の記事一覧

短歌と詞書とのコラボ(5)

岡井隆の一連の最後は次のコラボ。 ふみづき七月や六日も常の夜には似ず (芭蕉) 賜はりしワインをあけむ七日には世界は「意味」と なりて輝く 芭蕉の句は、元禄二年(一六八九)四十六歳の作。七月六日夜、直江津の宿で土地の俳人と巻いた連句の発句である…