天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-12-08から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―俳句篇(21)―

あかあかと日は難面(つれなく)もあきの風 芭蕉〈おくのほそ道〉元禄二年 [虚子] ・・・「日はつれなくも」という言葉など、これが他の人の言葉であるとあるいは厭味を感ずるかも知れないのであるが、・・・そういう境遇に身を置いた芭蕉であるとすると、そ…