天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-12-19から1日間の記事一覧

浮寝鳥

「うきねどり」は冬の季語「水鳥」の傍題になっている。水に浮いて眠っている冬の水鳥を指す。 岩あればしたがひ巡り浮寝鳥 原コウ子 「浮寝」(「浮宿」とも表記)は万葉集の頃から詠まれた。「波枕」という歌ことばも生れた。 敷栲の枕ゆくくる涙にそ浮宿…