天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-02-19から1日間の記事一覧

寒椿

ツバキ科の常緑低木。十一月から二月まで八重咲き紅色の花をつける。冬の季語。 天険に一輪赤き寒椿 吉澤卯一 古への道のこと問ふ寒椿 道山昭爾 寒つばき深紅に咲ける小さき花冬木の庭の瞳のごとき 窪田空穂 寒椿を生垣とする路地の家いつしか異る表札の文字…