天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-05-12から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―短歌篇(28)―

小池 光『うたの人物記』をやっと読み終えた。外出の際に電車の中で読み継ぐので時間がかかった。この本で最も頻度高く取り上げられる歌人は斎藤茂吉で21首ある。次いで共に12首の塚本邦雄と岡井隆である。 以前に「短歌に詠まれた人名」というテーマで…