天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-07-01から1日間の記事一覧

紫陽花―短歌編―

紫陽花は万葉の時代から和歌に詠まれているが、近現代の短歌では更によく詠まれるようになった。多分、園芸品種が多くなったことが背景にあろう。 紫陽花の萎れて後に咲く花のただ一えだに秋の風まて 拾遺愚草員外・藤原定家 夏もなほ心はつきぬ紫陽花の四ひ…