天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-08-27から1日間の記事一覧

残暑雑詠(1)

昼間のうだるような暑さと後を絶たない日射病に変りはないが、空の雲山野の草木のたたずまいや吹き渡る風に秋の気配が濃くなってきた。 青田道をさなの後に従へり 枝豆をとばして口に秋来る 舘山寺花火見上ぐる観覧車 早稲の田を黒きボロきれとりかこみ 目路…