天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-10-05から1日間の記事一覧

雲のつく歌語

和歌では、雲のつく歌語がいくつもある。「雲居」「雲隠り」「雲立ち渡る」「雲のたえ間」「雲のはたて」「雲間」「雲の峰」など。 青駒の足掻(あがき)を早み雲居にそ妹があたりを過ぎて 来にける 万葉集・柿本人麿 わたの原こぎ出でてみれば久方の雲居にま…