天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-11-08から1日間の記事一覧

時雨(1)

晩秋から初冬にかけて降る雨。晴れていた空がにわかに暗くなり、雨脚軽く降ったり止んだりする雨。文字の表記にこの雨の性質が出ている。古くから京都の時雨はよく知られている。時雨の上にさまざまの言葉がつく。初時雨、朝時雨、磯時雨、片時雨、北時雨、…