天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-01-21から1日間の記事一覧

雪の歌(4)

現代の俳句(飯田龍太の作品)や短歌から。 抱へたる蕎麦にも雪のみだれつつ 飯田龍太 新雪にわが子のねむりさるをがせ 遺されて母が雪踏む雪あかり 灼熱の炉の奥やさし雪の夜は 雪はまひるの眉かざらむにひとが傘さすならわれも傘を ささうよ 塚本邦雄 雪ふ…