天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-08-18から1日間の記事一覧

瀧(2)

俳句と短歌の詩形の特徴に関連することだが、以下の水原秋桜子の句と前登志夫の歌を比べて見るのも興味深い。秋桜子の句は、昭和29年、那智の滝での作。(これは上田三四二に先んずること20年である。)一方、登志夫の歌は、現実の瀧でなく、森林の中に降…