天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2014-08-04から1日間の記事一覧

富安風生

姥子のかんぽの宿の入口には、次の句碑がある。 ひともとの姥子の宿の遅ざくら 風生 作者の富安風生(本名:謙次)は、東大法科を卒業して郵政省の前身である逓信省に入り、電気局長や逓信次官にまでなった官僚である。俳句では、高浜虚子に師事し「ホトトギ…