天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-02-28から1日間の記事一覧

鯨(続)

2012年2月23日の続きである。わが国の捕鯨は古く、クジラを「勇魚」と呼び、万葉集には「勇魚取り」が枕詞として海、浜、灘にかけて使われた。江戸時代から紀州の太地浦、肥前の生月島、土佐など沿岸で盛んであった。多くの勢子舟で鯨を網に追い込み、手銛で…