天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-09-11から1日間の記事一覧

歌集『ぽんの不思議の』(1/2)

小島熱子さん(「短歌人」所属)の第四歌集である。読み終えてから小池光さんの帯文の的確さがよく分る。その確認は、読者におまかせするとして、以下の分析は、私独自の見方である。 表現上の特徴としては、従来と同様に直喩、オノマトペが多い。 □比喩[直…