天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-10-16から1日間の記事一覧

歌集『思川の岸辺』(1)

小池光さんの第九歌集である。刊行されてからすぐに購入して読んだ。今後、飛び飛びになるが10回程度にわたって、このブログで特徴を分析してみたい。 初めに短歌でどこまで私事・家族のことを表現するのか、ということを考えさせられた。現代歌人に例をとる…