天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-01-29から1日間の記事一覧

船の歌(8/10)

船の竜骨は、船底の中心を、船首から船尾へ貫く主要部材。船の背骨となるもの。英語ではキールと言うが、その時は、船舶の下に配置された水中構造体をも意味する。 縹渺と広き支那海を渡りゆく孤(ひとつ)の船は想ふ だに寂し 森本治吉 砂いろに水が喰ひこむ…