天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-05-29から1日間の記事一覧

夕陽のうた(4/10)

春日井建さんは、わが短歌初心の頃、産経歌壇でお世話になった歌人である。何度も特選にとってもらい、彼の歌に心酔した時期であった。彼が歌集『未青年』を刊行した時、三島由紀夫が「現代の定家」として高く評価した。以下の「火の剣」の歌は、青春に死の…