天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-06-03から1日間の記事一覧

夕陽のうた(8/10)

山中智恵子の歌にある「たまかぎる」は、枕詞。玉がほのかに輝く意から、「夕」「日」「ほのか」「はろか」「ただ一目」などに、また「磐垣淵 (いはかきふち) 」にもかかる。 前登志夫の歌にある「歳木(としぎ)」は、新年の燃料として、暮れのうちに用意した…