天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-07-04から1日間の記事一覧

月のうた(2)

次には、月齢を考慮した月の歌をあげていこう。 1日目 新月: 朔日・ついたちの月 新月の清らなる夜ににほふ木場鮮しくしてひとり 行きたり 平野宜紀 かなしみを遣はんと開くる夜の窓繊きわか月西 に傾く 木俣 修 木琴の絶え間にはたとわれ在りて踏み越ゆみ…