天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-07-11から1日間の記事一覧

歌集『九年坂』(2/2)

歌の内容をおもしろく、あるいは不思議に感じさせる技法として、以下の四つがある。 □上句と下句の取合せ: 上句と下句の内容に断絶があると、 意外性やユーモアが生まれる。 多摩川沿ひマンションの灯のはてしなし鴉は白き眠りを もてり 酔ひつぶれ正体あら…