天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-09-01から1日間の記事一覧

雲のうた(8)

一首目は、日本最初の和歌として有名。八雲は、八重に(幾重にも)重なり合った雲。この歌に因んで「八雲立つ」・「八雲さす」は出雲にかかる枕詞になった。素盞嗚尊は八岐大蛇を退治したあと稲田姫とともに、この歌のような新居を営んだのだが、その場所に…