天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-09-17から1日間の記事一覧

雲のうた(19)

以下にあげるそれぞれの作品は、目前の景色と心情とがよく融合していて、現代人にも共感を呼ぶだろう。ただ「雲のはたての夕暮の空」や「行方もしらぬ空のうき雲」といった表現は、もはや気恥かしくて現代短歌には使えない。 山里の嶺のあま雲とだえして夕べ…