天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-09-19から1日間の記事一覧

雲のうた(20)

一首目の「西へゆく雲」は、西方浄土へ行く雲のこと。清少納言の歌は、初出仕して間もない頃、二三日実家に帰っていた清少納言のもとに、中宮・定子から「あなたがいないと、どう過ごしてよいのか分からない」と言ってきたのに対する返事。 西へゆく雲に乗り…