天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-10-30から1日間の記事一覧

わが歌枕―五十鈴川

伊勢神宮の内宮境内を流れている御手洗の川で御裳濯川(みもすそがわ)ともいう。「神」「千歳」「万代」などの語とともに詠まれた。悠久の清流を天皇の御代に譬えたりもした。 宮柱下つ岩根の五十鈴川よろづ代すまむ末ぞはるけき 藤原俊成『五社百首』 神風や…