天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-10-31から1日間の記事一覧

わが歌枕―伊良湖崎

渥美半島突端の岬。伊良湖と鷹は関係が深く、古代から「鷹渡り」の中継地点として知られていた。芭蕉の「鷹一つ見付てうれし伊良湖崎」は有名で、公園に句碑がある。 うつせみの命を惜しみ波に濡れいらごの島の玉藻刈り食む 麻績王『万葉集』 汐さいにいらご…