天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-11-12から1日間の記事一覧

わが歌枕―箱根

箱根、箱根山、箱根路は相模国の歌枕。「箱」と掛詞にして、「ふた(蓋、二)」「み(身、三)」「あく(開、明)」などの縁語を用いたり、枕詞「玉くしげ」を冠して詠まれることが多かった。足柄との組合せで詠むことも。 足柄の箱根の山に粟蒔きて実とはな…