天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-11-30から1日間の記事一覧

わが歌枕―河内国弘川寺

西行は文治五年(1189年)嵯峨から河内の弘川寺に移り、翌年二月十六日に没した。享年73歳。弘川寺での短い期間に詠んだ歌がどんなものかよく分らないが、弘川寺に移る以前に、予め死を想定して詠んだ次の歌は、あまりにも有名。境内に歌碑がある。 ねがはく…