天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-12-06から1日間の記事一覧

身につまされる遺歌集(2/2)

[教師生活] 生徒の面倒をよく見て人気のある先生であったようだ。 ニュートンの瞳の色と落体の林檎の色を語りし授業 晴天に真白き富士の雄なるを眺めて朝の授業に向かふ 「あ、香水が変はつた」と生徒言ひにけり若き教師とすれ ちがひざま 青春は嗚呼、肉…