天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-03-10から1日間の記事一覧

蟾蜍(ひきがえる)(3/3)

蝦蟇(がま)の油という傷薬がある。江戸時代に用いられていたワセリンなどを成分とする軟膏である。筑波山の名物になったが、それには歴史的由来がある。大坂の陣に徳川方として従軍した筑波山・中禅寺の住職・光誉上人が持っていた陣中薬の効果が評判になっ…