天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-05-01から1日間の記事一覧

海のうた(2)

三首目の解釈に二通りがあるようだ。(1)恋人と過ごして海のごとく荒れた床とする場合、(2)恋人を独りむなしく待って荒れた床とする場合。 私としては、(1)をとり、一夜を共に過ごした恋人が、朝になって帰ってしまった後の空しさ・哀しさを詠んだもの…