藤原忠隆の歌は、彼のおおどかな性格を反映している。即ち、「数国の刺史を経て家富財多し。性、鷹、犬を好む。人がため施しを好み、その報いを望まず。世、その態度に伏す」(信西『本朝世紀』)と称賛されたように、大きな器量の持ち主であった。 いづくに…
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