天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-06-04から1日間の記事一覧

天空のうた(14)

以下のように並べて読み比べると、斎藤茂吉の歌の内容が際立つ。どんより曇った空など見たくもない、という気持なのだろうが、下句が少し大袈裟で思わず笑ってしまう。こうした詠み方があることを教えられる。柴生田稔の歌は不気味だが、戦争で日本の制空権…