天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-07-08から1日間の記事一覧

歌集『窓は閉めたままで』(1/4)

紺野裕子さん(「短歌人」所属)の第三歌集『窓は閉めたままで』が、短歌研究社から発行された。全358首。清新で気持良く読みやすい。紺野さんは、福島県出身なので、東日本大震災における東電福島原発事故が故郷に及ぼした深刻な影響への憂いは深い。しかし…