天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-08-11から1日間の記事一覧

古典短歌の前衛―酒井佑子論(11/11)

ちなみに酒井佑子は、小池 光と同様に猫好きのようであり、 猫に関する歌が多い。『地上』で四首、『流連』で九首 『矩形の空』では42首と、歌集の発行が重なるにつれ多くなる。 数多い小池の作品(『山鳩集』までに111首)と比べてみたくなる。 先ず小池 光…