天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-08-17から1日間の記事一覧

俳句と短歌の交響(1/12)

まえがき和歌や短歌の詞書が果たす役割について関心を持ったのがきっかけで、その変遷を調べたことがある。簡単に言えば、和歌の時代には、歌を詠む背景が詞書になった。ところが現代になって、詞書と短歌が響き合い、詩として一体化する流れが出て来た。そ…