天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-08-28から1日間の記事一覧

俳句と短歌の交響(12/12)

歌集『X―述懐スル私』(2010年刊)「夏越なごめど」一連から。 学者の言葉や俳諧を詞書としている。以下では、俳諧の場合を取りあげる。大変難しいシンフォニーである。なお、岡井の短歌は初期の頃から、その時代の問題・トピックスをふまえていることが多…