天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-11-20から1日間の記事一覧

さまざまな直喩(9/13)

使用頻度一位の「如」句の構造は、「体言・の」如「き・体言」であり、二位は「体言・の」如「く・用言」であった。それぞれの例を茅舎の句で示す。 明月や碁盤の如き数珠屋町 「体言・の」如「き・体言」 寒の土紫檀の如く拓きけり 「体言・の」如「く・用…