天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-12-16から1日間の記事一覧

霊魂のうた(8)

以下の一連では、肉体を離れた魂を詠んでいる。自分のものか他人のものか、もはや区別をつけがたい。岡野弘彦の歌の下句の直喩は、すこやかに感じられて好感が持てる。喜多弘樹の魂と対照的。 たましひは自然(じねん) 自在にゆらぎいで あめんぼのごとく 水…