天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-01-10から1日間の記事一覧

夢を詠う(2)

忘れては夢かとぞ思ふおもひきや雪ふみわけて君を見むとは 古今集・在原業平 むば玉の闇のうつつはさだかなる夢にいくらもまさらざりけり 古今集・読人しらず なみだがはまくら流るるうきねには夢もさだかに見えずぞありける 古今集・読人しらず 寝られぬを…