天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-01-22から1日間の記事一覧

夢を詠う(12)

熱のあるこころさびしも夢にさへ息切々と船漕奴隷(ガレリアン)われ 滝沢 亘 われはいまうめきつつありさめやらぬ夢また夢のつみふかきため 坪野哲久 貧病苦ただこれのみを財としてつながる無辺の夢ありにける 山田あき 夢に見てながく忘れず蛹から出てゆくと…