天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-02-04から1日間の記事一覧

山河生動 (1/13)

明治以降の俳句史における飯田龍太の位置づけについて論じてみたい。作品から読み取れる龍太の俳句に対する姿勢・思いを要約すると、次のようになる。行過ぎた写実主義への批判と抒情性の復活さらに開拓、五七五そのままの定型に縛られない柔軟な構造の導入…