天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-02-12から1日間の記事一覧

山河生動 (8/13)

次に近代俳句の固定観念に対する龍太の柔軟な技法をいくつか取り上げる。 先ず季重なり。龍太の俳句に季重なりが多いことについては、三橋敏雄の指摘があり、 15%にもなるという。ただし、これは「俳句研究」昭和43年6月号での発言だから、 龍太の第三…