以上述べた俳風の特徴は、二人の作品をいくつか並べて見ればよく分かる。 蛇笏作品から ➀ なきがらのはしらをつかむ炬燵かな 『山廬集』 寒鯉の黒光りして斬られけり 『霊芝』 鴉片窟(あへんくつ)春月ひくくとどまれり 『旅ゆく諷詠』 ➁ 農となつて郷国ひろ…
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