天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-04-10から1日間の記事一覧

死を詠む(2)

とへばいふとはねば恨(うら)む武蔵(むさし)鐙(あぶみ)かかるをり にや人は死ぬらん 伊勢物語 恋しとはたが名づけけむことならむ死ぬとぞ唯にいふべかりける 古今集・清原深養父 恋しきに命をかふるものならば死にはやすくぞあるべかりける 古今集・読人しら…