天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-05-20から1日間の記事一覧

松の根っこ(10/15)

処女と老婆 白馬を少女瀆れて下りにけむ 無季俳句。この句について意味を詮索するのは、詩の世界から逸脱して下卑た話になりかねないので、三鬼自身の自注を引用するに留める。感覚的に、生の生々しさが感受できれば十分である。曰く、 「代々木乗馬会で作っ…