吟行 少年を枝にとまらせ春待つ木 昭和三十六年、新宿御苑吟行の際の作。木に意志があって、枝に少年を座らせて春を待っているというイメージが秀逸。擬人法で見事に決まった。 流燈の夜も顔つけて印刻む 市川流燈会六句(昭和三十六年)の初めの句。老人ら…
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