天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-05-25から1日間の記事一覧

松の根っこ(15/15)

オノマトペ オノマトペの句では、水枕ガバリの句が、現代俳句の中においても代表格であるが、これは先に取りあげたので省略する。 びびびびと死にゆく大蛾ジャズ起る 燐翅を震わせて蛾が死ぬ、そこにジャズの音が立ち上がる。現実にジャズは聞こえる必要はな…