天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-06-23から1日間の記事一覧

富士のうた(4/5)

むらさきの夕かげふかき富士が嶺の直山膚(ひた やまはだ)をわがのぼり居り 古泉千樫 青潮の彼方にはろか富士が嶺のしろじろとして あらはれゐるも 前田夕暮 生きの日のかなしみをたへここにきて富士にむかへば 心澄みたり 前田夕暮 不二ケ嶺は七面(ななも)も…